2007年 10月 30日
ロマンチック街道の旅 (ハールブルク城) |
2週間近く前になりますが、ミュンヘンに旅行中の両親と一緒に、ロマンチック街道を巡る
バスツアーに行ってきました。
まず到着したのは、中世の姿が現存する「ハールブルク城(Schloss Harburg)」。
ここは南ドイツ最古のお城。ヴェルニッツ川からそそり立つ山の上に建っています。
建てられた年は未詳ですが、11世紀末の文書には既に記載されているそう。
このお城の特徴は、周りを取り囲んでいる
堅固な城砦。
当初このお城は、ローテンブルクのホーエンシュタウヘン家の所有で、アウグスブルクとニュルンベルクを結ぶ街道の保安・監視用に建てられたもの。その後、エッテインゲン家の所有となり同家の居城として長く使われたが、過去に一度も占領されたことがないため、最高レベルの保存状態が保たれているのだそうです。
城砦の内部。
外から見ると石造りで頑丈そうに見えますが、内部は木組みでできていて、かなり古い。
天井部分のレンガもところどころ崩れかけ。雨漏りがすると木組み全体が腐ってしまうため、
こまめに改修を重ねているのだそうです。
(費用がバカにならないようで、城内のところどころに寄付金BOXが設置されていました)
城砦の石の壁に埋め込まれたボール状のもの。木製で、真ん中に手首が入る位の穴が開けてあり、どの方向にも自由にコロコロ回すことができます。この穴に鉄砲の先を入れて、外部の敵から城を守ったのだそう。
城砦から見た城の内部。
城主の執務室天井に書かれた先祖の絵。
木の天井に直接、特殊な塗料(説明がよく理解できなかった・・・)で描かれたもの。現在でも鮮やかな色合いが残っています。
お城の全体的な印象は、かなり質素。でも、日本の平安時代中期に建てられたものと考える
と、その保存状態は素晴らしく良かったです。
今回のバスツアーの多くはアメリカからの観光客。
アメリカ人らしく、「11世紀以前に建てられた」などという解説を聞くと、一斉に「WOW!」と
歓声を上げていました。
日本人の私としては、彼らに奈良の法隆寺なんかもお見せしたくなりました!!
バスツアーに行ってきました。
まず到着したのは、中世の姿が現存する「ハールブルク城(Schloss Harburg)」。
ここは南ドイツ最古のお城。ヴェルニッツ川からそそり立つ山の上に建っています。
建てられた年は未詳ですが、11世紀末の文書には既に記載されているそう。
このお城の特徴は、周りを取り囲んでいる
堅固な城砦。
当初このお城は、ローテンブルクのホーエンシュタウヘン家の所有で、アウグスブルクとニュルンベルクを結ぶ街道の保安・監視用に建てられたもの。その後、エッテインゲン家の所有となり同家の居城として長く使われたが、過去に一度も占領されたことがないため、最高レベルの保存状態が保たれているのだそうです。
城砦の内部。
外から見ると石造りで頑丈そうに見えますが、内部は木組みでできていて、かなり古い。
天井部分のレンガもところどころ崩れかけ。雨漏りがすると木組み全体が腐ってしまうため、
こまめに改修を重ねているのだそうです。
(費用がバカにならないようで、城内のところどころに寄付金BOXが設置されていました)
城砦の石の壁に埋め込まれたボール状のもの。木製で、真ん中に手首が入る位の穴が開けてあり、どの方向にも自由にコロコロ回すことができます。この穴に鉄砲の先を入れて、外部の敵から城を守ったのだそう。
城砦から見た城の内部。
城主の執務室天井に書かれた先祖の絵。
木の天井に直接、特殊な塗料(説明がよく理解できなかった・・・)で描かれたもの。現在でも鮮やかな色合いが残っています。
お城の全体的な印象は、かなり質素。でも、日本の平安時代中期に建てられたものと考える
と、その保存状態は素晴らしく良かったです。
今回のバスツアーの多くはアメリカからの観光客。
アメリカ人らしく、「11世紀以前に建てられた」などという解説を聞くと、一斉に「WOW!」と
歓声を上げていました。
日本人の私としては、彼らに奈良の法隆寺なんかもお見せしたくなりました!!
by spargeln
| 2007-10-30 18:30
| 旅 -ドイツ編